株式会社ウィズ・パートナーズ

議決権行使の方針

2015年8月19日制定

株式会社ウィズ・パートナーズ(以下、「当社」という。)は、投資事業組合の運営者として、その利益の最大化を図る責務を負っており、投資先企業には長期的な株主の利益を尊重した経営を行うよう求めていくことを基本とします。
当社は、投資先企業の経営陣や管理職と緊密な関係を維持しながら、中長期的な視点に基づく建設的で「目的を持った対話」(エンゲージメント)を日常的に行い、投資先企業の持続的成長や企業価値の向上に向けての考え方の共有を図るよう努めています。
そのような取り組みを通じ、多くの議案については、投資先企業と事前に協議を行っているもの、または十分に合理的な説明を受けているものであり、次に掲げる議案については、議案ごとに列挙されている以下の留意点に照らして問題があると認められない限り、原則賛成します。但し、これに該当しない議案を受領した場合には、その賛否について株主全体の利益の拡大に資するかどうかの観点から個別に判断し、意思表示を行います。

議案 留意点
計算書類の承認 会計監査人や監査役の意見表明の有無や内容、等
剰余金の処分 財務体質や配当性向、成長性とのバランス、等
取締役の選任 候補者の不法行為・反社会的活動の有無、過去の実績、等
監査役の選任 候補者の不法行為・反社会的活動の有無、過去の実績、等
定款の変更 株主利益の拡大に資すると思われる合理的な理由の有無、等
役員報酬額改定 投資先企業の業績、対象者の貢献度、一般的な水準との乖離、等
退職慰労金支給 役員在籍期間内の投資先企業の業績、対象者の貢献度、業務履行面での適切性、等
ストックオプション 付与対象者の適格性、付与条件の内容、等
会計監査人の選任 変更の背景、等
自社株式取得 株主利益の公平性、等
買収、合併、第三者割当増資等 実施の目的と内容、株主利益への影響、等
株主提案 株主利益への影響、等

以上

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①次の全てに該当すること
(ⅰ)取引の状況その他の事情から合理的に判断して、純資産の合計額が3億円以上と見込まれること。
(ⅱ)取引の状況その他の事情から合理的に判断して、投資性のある金融資産の合計額が3億円以上と見込まれること。
(ⅲ)最初に申出に係る契約の種類に属する契約を締結した日から1年を経過していること。

②次のいずれかに該当し、かつ、①(ⅲ)に該当すること
(ⅰ)取引の状況その他の事情から合理的に判断して、純資産の合計額が5億円以上と見込まれること。
(ⅱ)取引の状況その他の事情から合理的に判断して、投資性のある金融資産の合計額が5億円以上と見込まれること。
(ⅲ)取引の状況その他の事情から合理的に判断して、前年の収入が1億円以上と見込まれること。

③承諾日前1年間における1月当たりの証券・デリバティブに関する取引契約等の平均的な契約の件数が4件以上である場合において、①(ⅰ)又は(ⅱ)に該当し、かつ、①(ⅲ)に該当すること
※既に③の規定の適用を受けて特定投資家となった者は、その後、1月当たりの証券・デリバティブに関する取引契約等の平均的な契約の件数が4件以上である場合に該当しない場合であっても、その知識及び経験に照らして適当であるときは、当該件数が4件以上である場合に該当するものとみなす。

④特定の知識経験を有する者で、次のいずれかに該当し、かつ、①(ⅲ)に該当すること
(ⅰ)取引の状況その他の事情から合理的に判断して、純資産の合計額が1億円以上と見込まれること。
(ⅱ)取引の状況その他の事情から合理的に判断して、投資性のある金融資産の合計額が1億円以上と見込まれること。
(ⅲ)取引の状況その他の事情から合理的に判断して、前年の収入が1千万円以上と見込まれること。

※「特定の知識経験を有する者」は、次のいずれかに該当する者
(ア)金融業に係る業務に従事した期間が通算して1年以上の者
(イ)経済学又は経営学の教員職・研究職にあった期間が通算して1年以上の者
(ウ)証券アナリスト、証券外務員(1種・2種)、1級・2級ファイナンシャル・プランニング技能士又は中小企業診断士のいずれかに該当し、その実務に従事した期間が通算して1年以上の者
(エ)経営コンサルタント業に係る業務に従事した期間が通算して1年以上の者その他の者であって、(ア)~(ウ)の者と同等以上の知識及び経験を有するもの